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Reサラを立ち上げた背景や想い

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はじめに

私は数年前に起業しましたが、残念ながら事業は想定していたほど成功せず、現在は再びサラリーマンとして働いています。起業していたときから感じていた、起業家のキャリアに関する私の課題意識を伝えることが、この文章の目的です。

起業の背景と挑戦

私が起業を決意したのは、新しいアイデアを実現したいという情熱からでした。ホームページを自分で作成して集客を図ったり、ベンチャーキャピタルとの面談を行うなど、意気揚々とスタートしました。しかし、ビジネスモデルの未熟さや市場の変動など、予想外の課題が次々と現れました。

再就職への道

事業がうまく行かなくなり、責任を感じつつも再就職を決意しました。しかし、起業家としての経験がサラリーマンとして再就職する際にどのように評価されるか不安でした。当時は「起業」というものが今ほどメジャーなものではなく、起業を経験した私のキャリアは面接で時には誤った評価を得ることもなくはありませんでした。最終的に、私の起業経験はいくつかの企業に高く評価いただけたものの、再就職プロセスは決して簡単ではなかったと記憶しています。

日本における起業文化の現状

日本では、起業に対するリスクを恐れる傾向が強く、他国と比べて起業への挑戦が少ないと言われています。実際、他国と比較しても、日本の起業の割合は少ないことが政府が発表している資料からも理解することができます。この保守的な文化は、起業して失敗することへの社会的な価値観に強く影響されていると感じています。

起業失敗後のサポートの必要性

日本では起業を促進するための施策は豊富ですが、起業に失敗した後のサポートは不十分です。創業時の支援や起業が成功した際のストックオプションの取り扱いなど、起業件数を増やすため魅力的な施策が多く、起業にまつわるセーフティネットに関するサポートについては、政府から大々的に提供されているようには見えません。冒頭で述べた通り、起業後の失敗からの回復を支援するためのプログラムや、再就職を助けるサービスの充実こそが、日本の保守的な起業文化を踏まえると必要なのではないでしょうか。

起業への挑戦を促す社会づくり

日本で起業活動を活性化していくのであれば、起業家精神を奨励し、挑戦した人々を評価する社会を構築する必要があります。失敗を経験として捉え、次の挑戦に生かす文化を育むことが重要だと考えます。失敗に関するナレッジの共有を活性化させること、それを活性化させるためのセーフティネットが提供された環境での起業の促進が、日本で起業を活性化させるうえでの重要なサポートだと考えています。

まとめ

日本においては、起業から再就職への移行をスムーズにするための支援がまだまだ必要です。起業家としての経験は、多くの場合、貴重な財産であり、それを社会全体がどのように評価し、活用するかが今後の日本の成長において鍵となるでしょう。起業という挑戦をした人々が評価されるような社会を目指すべく、Reサラを立ち上げました。

この記事を書いた人
resala

サラリーマン=>起業=>サラリーマンというキャリアを歩むビジネスマン。
コンサルティング会社・事業会社、スタートアップ、外資系企業など多様な環境で経験を積んでいます。
起業の失敗の原因およびその後アクションなどについて研究・発表しています。
スタートアップ関連への関心・知識があり、WiredやTechcrunchのようなメディアをチェックしています。
ビジネスに関する投稿やメディア出演・被取材実績多数アリ。

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